「わたし、もうがんばるのやめたから」

昨晩、母親との電話の中で、はずみで、本音をいってしまった。

すると、母親が沈黙。
やばっ、やっぱり怒ったか・・・。
すると15秒くらいたって、
「あんまり嬉しくて、涙が出ちゃったわ・・・やっとわかってくれたんだ・・・」と母親は泣いている。
「えー、でも、ママの思うとおりの人間になんか、ならないよ。」と、この際なので、追い打ちをかけてみた。
「そんなん、どうでもいいわ、そのまんまで」と返事が返ってきた。

頑張れ、頑張れといつも期待されている
頑張らないと、認めてもらえない
そう、うん十年思っていたのは、
わたしの思い込みだった!

うちの親は、子供の頃から、こんな感じだった。
近所の人に、きちんと挨拶できないと、後で怒られた
テストで80点以下とると、文句を言われた、「なんでこんなにできないの!」(→好きで間違えたんじゃないのに)
成績悪いと、やっぱり文句をいわれた「どうやったら5になるの!」(→知ってたら、とっくにやってる)
やる事が遅いと、あんたはグズだねと言われた
失敗すると、あんたは要領が悪い、どんくさいと言われた

いつも、そう親が言うもんだから、
わたしって、きっと、どんくさくて、ぐずで、頭悪くて・・
そういう子なんだろうと、信じてた。

だから、子供の時は、
テストの前は、教科書暗記して、問題全部でできるまで何回も解いて、いい点取った

大人になって、
リコンして、迷惑かけた上に、お金なくなちゃったから
食いっぱぐれないように、勉強して、資格とって、就職して
就職したら、体力が続く限り夜中まで働いて、
お給料あげるために、昇進目指して働いて、
さらに、お給料あげるために、MBAとって、転職を繰り返した

がんばならいと、親にも認めてもらえないし
上司にも認めてもらえない
さらに、もはや自分でも納得がいかない

でも、心の中は、毎日を楽しむ余裕なんてなくて、
ついには、
初対面の人にはいつも、真面目そうですね〜、と言われ
子供の授業参観に行けば、「おまえんちの母ちゃん、すげえこわそう」と言われ
会社の飲み会に参加するのは、話題もないので、恐怖だった。

いろいろ言われればグサグサ傷ついて、
これ以上、死ぬまでがんばり続けるのは無理だなあ、限界だなと思い始めた。

そして、昨年、ある研修プログラムに思い切って参加したことがきっかけで、

もう、がんばることを、やめることにした。

人にどう思われるかを気にしないこと
他の人と自分を比較しないこと
自分ができないことばかかりを、無理してやろうとしないこと

こんな訓練を始めると、だんだん気持ちがふわっと軽くなってきた。
これは、初めてのステキな感じ。

頑張らなくなって、こわごわじっくり観察してみると
わたしの大好きな人たちは、だれもわたしを嫌いになったりしないし、
これまで、出会わなかったような、ステキな友達が、どんどん増えた
楽しい経験に、どんどん飛び込めるようになって、
生まれてからずっと食べられなかった玉ねぎも征服(生玉ねぎは次のフェーズで)
つまり、苦手なものが少しずつ 減ってきて、いろんなことに挑戦できるようになった
そして収入も減ってない

これまで、何をやっても、あんまり楽しくなかったのに、
楽しいなあ、
嬉しいなあ
幸せだなあ
と思うことが、どんどん増えてきた。
こんな、ステキな気持ちになるなんて、思わなかった。

なので、これからも、自分ができること以上は、頑張りません。
そのかわり、楽しいと思うことを、一生懸命やることにしました。
そして、楽しいことや、楽しい気持ちを、周りの人とたくさん共有することにしました。
感謝の気持ちを全身で表すことにしました。
ちょっと遅れたけれど、2016年の抱負です。

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