ボイストレーニングとカメラの習い事をしていて感じたこと

以前は、習い事というと、語学やら法律の資格試験対策やら、なんだか仕事の延長みたいな、老後の準備みたいな(笑)実用的なことばかりをやっていましたが、一旦すべてリセットして「役立ちそう」から「楽しそう」という基準で習い事を選ぶことに変えました!最近やっているのは3つ。ひとつは、以前ちょっと書いた「お能」、それから「ボイストレーニング」と「カメラ」始めました。

昨日は、ボイトレとカメラの両方のレッスンの日でした。どちらも月に1回なのですが、たまたま重なって、スペシャルな日になりました。ボイトレもカメラも、わたしは個人レッスンにしています。個人レッスンなのよ、というと、プロめざしているのか?的な質問をしょっちゅう受けるのですが、そんなわけない(笑)
わたしにとっては、個人レッスンは、グループレッスンに比べて、断然効率がよいのです。グループレッスンは、日程が特定の日や曜日に固定されてしまうことが多いので、申し込んだけど仕事の都合でいけない、みたいな状況が、今までかなりありました。何度か行けないと、今さら行っても意味がないかなと思って、行かなくなってしまうんです。仕事で遅くなってしまうことが多い時期は、融通がきくのが一番です。もうひとつのメリットは、個人レッスンだと、自分の知りたいこと、やりたいことを中心に授業を組み立ててもらえます。加えて、わかりにくいところは、何度でも質問できて、わかるまで教えてもらえます。他の人と理解のスピードが違うところを意識しなくていいし、遠慮しなくてよいのです。100パーセント自分のためのレッスンなので、ずっと集中できます。時間の無駄がありません。個人レッスンはほんとにオススメです。
 
今回のボイトレの先生の授業で、印象に残ったことがありました。先生は(男性です)、この学校で教える前、以前から学院長をとっても尊敬していたので、絶対にこの学校で教えるんだ!という勢いで、入学したそうです。そうしたら、程なく夢が叶って、ここで教えることになりました。思いが強いと叶うんですね。そして、この先生、とっても声がきれいなので、『声が良いですね』と思った通り伝えたところ、『僕は自分の声が大好きなんですよ』とうれしそう。なんだかこちらまで嬉しくなる。私は自分が、超オンチで歌が苦手なのでカラオケ恐怖症。それで、個人的な興味から、歌うときはどんな気持ちなんですかと尋ねてみた。すると『自分の声が好きなので、歌い始めると、歌っていることが楽しくてしかたがなくなるんですよ、それだけです』というお答え、素晴らしいなあと思いました。純粋に、歌が大好きで、歌が大好きな自分を感じていて、目の前の瞬間を楽しむことができている。なんかいい話だなあと思いました。この話を聞いて、先生に対する距離が、ぐっと縮まりました。
 
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カメラの先生は、なんとおウチにやって来た。自分のおウチで、そんな講義をしてもらえるなんて、ほんと嬉しい。今回は、カメラの基本のキである仕組みの講義。事前に自分なりにいろいろ勉強してみてはいるものの、紙の上の説明は腹に落ちていない状態なので、最初から説明してもらうことにしました。先生のオリジナルの資料は、概念が整理されていて、しかも図がたくさん入っていて、とってもわかりやすい。私がわからない反応をすると、説明を一旦離れて、実際にカメラの設定を変えながら、写真をとってみて結果を見せてくれるので、あ〜そいういうことなんですねと、すっきりわかりました。カメラの知識は、あくまで、撮影する人の感性をサポートするものであって、知識が前に出しゃばってはだめなんだよというのは、すごく理解できる。先生は、構図についても、本人の個性や感性を一番大切にしたいから、人によってここを説明すると余計な知識になってしまうと思ったことは説明しないのです。
 
そして面白い宿題が出ました。その一つが、「自分の気分にあった水」の写真を撮ること。自分の気分をどうやって、水で表現できるのだろうか。どんな水?海、川、水道水?そもそも表現したい気分ってどんな気分なの?と自分に質問する。答えはぜ〜んぶ自分の中にあるから、どんどんスコップで掘っていこう、封印していたもの全部ずるずる引っ張り出そう。最後に、今回の授業の一番のポイントは・・・。たくさんのよい写真や好きな写真を見ましょう。そして、その写真を一度よ〜く見たら、その記憶をひとつひとつ引き出しにしまった後、全て忘れること。これがポイントだそうです。実際に、自分が写真を撮るときに、どこかの引き出しがさ〜っと開いて、前にみた素敵な写真の記憶をひっぱり出してきてくれるかな。

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