仕事をしながら、子育てをしていく中で、いちばん大切なこと

仕事をしながら、子育てをしていく中で、いちばん大切なことってなんですかって聞かれたら、「頼れる人をたくさん作って、その人たちを目いっぱい頼って、仕事を続けること」って答えると思う。ウチの子が、保育園の時、わたしは出戻りで、息子と一緒に実家のいそうろうだった。なので、親には徹底的に甘えた。保育園が家から30分くらい歩いたところにあったので、朝夕は自転車での送り迎えがあったのだけれど、仕事の都合で、どうしても時間どおりに帰れないことがあった。そういう時は、母にお願いをして迎えに行ってもらった。お願いすると、そおねえ、と嫌がるし、帰りにスーパーに寄って買い物をしたり、トラックがじゃんじゃん通る道を、子どもを乗せた自転車で走るのは、結構ストレスだったろうなと思うのだけれど、意外や、20年近くたった今でも、母は当時のことを思い出して、息子のお迎えに行って、一緒にネコの数を数えたり、お歌を歌いながら自転車に乗るのが、ほんとに楽しかったわ〜と話している。なんだ、そんなに楽しかったたんだ・・・そんなこと言ってなかったよ〜と思ったもの。(笑)

息子が熱を出してしまって、でも、どうしても仕事を休めないときは、頼みこんで、母にお家でみてもらった。海外出張に行った時は、たくさん、母にはお土産を買ってきた。母が、友達との約束で帰りが遅くなる時や、今日はご飯を外で食べるから、と言った時は、ベビーシッターさんを頼んだ。ベビーシッターさんは高い。朝から夜まで、シッターさんを頼むと、んー、ひょっとしてわたしのお給料より、シッター料金の方が高いんじゃないか?と思うくらいかかったけれど、わたしは、お仕事をきちんと続ける事を優先した。保育園を出る時に子供に泣かれてしまったりすると、泣き顔が頭の中にはりついてしまって、電車に乗っていても、会社にいても、実は上の空で、今日に限ってどうして泣いてたんだろう、なんてずっと考えてしまうのだけど、それでも、やっぱり仕事という自分の世界を持つことは、わたしにとっては大切だった。
 
そう言えば、妹が気をきかせて、「たまには、わたしがみていてあげるから、遊びにいっておいでよ」といって息子を預かってくれた。わ〜うれしいなあ〜と喜んでおしゃれをして出かけても、出先でこどものことで頭がいっぱいで、結局は、こどものお土産のお菓子を買ったり、洋服を買ったり、途中で何度も電話をかけたりで、なんのために、一人で出かけたのよ〜という具合になった。それでもやっぱり、一人の時間を過ごすことは大切。子育てでもない、仕事でもない、自分の時間を持つことは、わたしの呼吸の一部のように重要で、本を読んだり、ぼーっと考え事をしたり、なくてはならない時間だった。実は、この時間をもつことが、仕事をするママにとって、いちばん難しいことだと思うけれど、パパや、実家や、ご近所さんに仲良しを作って、自分ひとりですごす時間を、ぜひ持ってくださいね。
 
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ウチの子は保育園に、1歳の時から通った。後で知ったことなのだけど、うちの子は実は、保育園の抽選に「はずれ」ていた。なのに、なぜか「当選」の通知が間違ってウチに届いていて、それをしっかり握り締めて保育園に行ったわたしと息子は、めでたく入園させてもらえることになった。ほんと、ありえないくらいラッキーだった。その保育園は、区立の中でもかなりちっちゃな保育園で、おおらかで優しい園長先生と、担任の先生たちは、子どもを愛してくれる、熱い先生ばかりで、たくさんのことを教えてもらった。いちばんよかったのは、先生との交換日記だった。お家での様子や、子育ての疑問や心配事を、わたしが書くと、今度は先生が、返事をくれた。びっちりと丁寧に細かい字で、園での様子が 書かれていた。その文章には、園での息子の様子、表情、成長の様子が、本当に細かく描写されていて、見ていなくても、読んだだけで様子が目に浮かぶようだった。保育園での状況を知れると、ほんと、ほおっと安心できた。保育園の先生には、感謝しかないです。
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そして、わたしの心配事に対してくださったコメントには、いつも元気付けられた。おおらかで優しいコメント。息子は超未熟児で生まれたので、他の子に比べると「できない事だらけ」だったけれど、他のお子さんと比較することで、わたしが不安にならないように、いつも丁寧に説明してくださった。歩くのも、おしゃべりするのも、うちの子は、圧倒的に遅れていたけれど、育児本に頼らず、焦らずに、育てられたのは、この保育園の先生たちのおかげだと思う。
 
輸入の仕事をしていた時、残業が続いて、そして早く帰れる見込みがたたなかったので、やむなくその仕事を辞めて、普通に残業なしで帰れそうな会社にうつったことがある。プー太郎期間もあったし、お給料が激減した事もあったけれど、あきらめず、とにかく仕事を続けられたことが、今はよかったと思っている。完璧に家事をやろう、子育てやろう、仕事もやろう、と思うと、それはぜったい無理。50%でも、30%でも、まわりの人の手を借りながら、ゆっくりと、目の前の子供と自分の時間を大切にしながら過ごしせれば、最終的には必ずみんながハッピーになると思う。自分のできない事を、まわりの人に頼る事は、まわりの人が活躍するチャンスを作ってあげることにつながる、と聞いた。子育てにも、通じる概念だ。これには、はっとさせられた。そういう循環いいなあと思う。

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